ストレスフリー

ストレスフリーは本当に良いのか?

「日曜日の夕方が憂鬱」「毎日の通勤電車が満員なので、朝から疲れる。」「職場で毎日上司や客に怒られる」

サラリーマンをなさっておられたら、これらは一度は思ったことがあるのでは?

このような現実ばかりでしたら、ストレスフリーになりたい、ストレスフリーの生活にあこがれる、と思うかもしれません。

最近では、ストレスが体の免疫力を下げ、がんや生活習慣病を引き起こす原因と言われています。

それは確かに一理あります。

 

でも、ストレスフリーの生活が叶ってしまったら、思わぬ悪影響を体に及ぼすかもしれません。

 

「結局どうしたらいいねん!」

そのような言葉が聞こえてきそうですが・・・

それを順次説明していきます。

 

ストレスには二種類ある

ストレスには悪いストレスと良いストレスがあります。

 

医学的な定義はありませんが、悪いストレスは精神的な圧迫を感じることなどが挙げられます。

「上司にただ長時間、皆の前で罵倒された」

これはあなたが嫌な思いをするだけですよね。

 

長い時間、上司に文句や嫌味を言われ続け、しかも、それがみんなの耳に入る場所でされているのです。

悪いストレスが確実に溜まります。

 

これが溜まると、がんや生活習慣病の原因となり得るのです。

 

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一方で、良いストレスもあるのです。

たとえば、仕事や勉強などでノルマがあっても、それはあなたの意欲ややる気を引き出し、チャレンジするモチベーションを上げてくれることになります。

 

ノルマはそれだけでストレスになりますよね。

でも、目標をクリアすることで、達成感や充実感を得ることができます。

充実感

この達成感や充実感や喜びというプラスの感情は、体に良い反応を示してくれます。

たとえば、自己免疫力が上がるなどです。

 

お金や遊びや趣味が大事と言っても、健康がすべての土台です。

体が良くなるストレスがあるのですから、それまで排除する必要もないのでは、と思います。

 

また、事務職なのに、重たい荷物を運ばされる、なんていうのもストレスかもしれません。

でも、荷物を運ぶだけで筋力トレーニングや運動になります。

 

とういうことは、ジムに行かなくても、プライベートな時間にウォーキングの時間を取らなくても、運動ができてしまうとことになります。

そう考えると、良いストレスになりませんか?

 

夏の暑さも、いい汗をかいて爽快感を味わうことができれば、それはすばらしいです、間違いなく良いストレスです。

暑いからといって、クーラーがガンガン利いている部屋にずっといては、ストレスフリーですが、体温調節能力が下がってしまい、どこかの場面で悪いストレスになってしまうかもしれません。

 

このように、適度なストレスは自律神経の交感神経を刺激して、身も心も健康な状態にしてくれるのです。

 

過度なストレスはNG

劣悪な環境

ただし、過剰なノルマ、劣悪な環境はやはり悪いストレスです。

交感神経と副交感神経のバランスも崩れ、心身の健康状態を損なう危険があります。

 

社会問題になっている過労死も、このような状況下で起きていることが圧倒的に多いです。

 

自分を追い込むことは絶対に止めてください。

その前に、休むなり、仕事なら辞めるなり、自分で自分の身を守ってくださいね。

 

ストレスは物事の捉え方

良いストレス、悪いストレスという話でしたが、結局はその人の捉え方かもしれません。

 

以前住んでいた家から最寄駅まで自転車で30分掛かってました。

私には「不便な場所に住んでいるな・・」としか思えませんでした。

 

数年後、その地域に友人が引っ越してきました。

「駅までめっちゃ遠いから不便ちゃうか?」

私は彼に質問すると、意外な答えが。

 

「前の家は自転車では駅まで行ける距離ちゃうかったら、今はめっちゃ便利やと思うわ~」

なるほど・・・

 

また、前の職場でよく怒られていた同僚と話をした時、

「上司が何を言ってるのかは全然聞いてへん。

それより、人がなぜ怒るのか、怒った時何を言うのか、それは何故なのか、そういう心理学的なことに興味があんねん。やから、あの怒りんぼう上司、ええ標本になってくれてるわ!」

すごい・・・それは気付かなかった・・・(というより、マネできません・・)

 

だから、もし、今の環境を変えることができなければ、受けているストレスをどう良い方向に捉えることができるのか、それを考えてみてください。

 

もし、すべてを良いストレスと感じることができるようになれば(悪いストレスを感じる要因は排除できれば)、ストレスフリーよりもはるかに健康的になれます。

ストレスフリーになりたいって良いストレスだけを感じられる自分になるということかもしれませんね。

 

なお、良いストレスを増やすために、こちらは必ずご覧ください

結果が出ないのは辛い・・・結果と努力と時間の間違った刷り込みとは

どうしてもストレスフリーになりたいなら

とはいえ、現状から逃げたい、どうしてもストレスフリーになりたいと思うなら、これしかありません。

それは、『自力で現状を変える』こと。

職場が嫌なら転職する、人間関係が嫌なら、その人としゃべらないなど、自分でストレスフリーの環境を整えていくしかありません。

自分が何もしなくても、いつか良い方に進んでくれる、そう思って我慢していると、時間だけが経ち、ストレスが余計に溜まっていきます。

「ストレスフリーになりたい」ではなく、ストレスフリーになる!という強い気持ちも大事ではないでしょうか。