【今日の韓国 ニュース】
私は韓国に輸出をしていますので、韓国のニュースや話題に触れることが多いのです。
韓国は良くも悪くも日本と違い、その差が面白く感じる時もあります。
そこで、韓国のニュースをお伝えして、隣りの国がどうなっているのか、理解を深めていただけたらと思います。
今日の韓国ニュースは「朴槿恵(パククネ)韓国大統領、弾劾案発議秒読み」です。
来月初旬ににも弾劾案が日本でいう国会に発議されます。
その結果、
朴槿恵大統領がクビになる可能性も出てきました。
野党はこれ以上、朴槿恵大統領を韓国のトップとしておくわけにはいかないと思い、弾劾案を示唆。
民主党・国民の党・正義党と今月末に共同発議する予定。
その結果、来月2日、遅くとも9日に開かれる本会議で採決に持ち込もうとしています。
朴槿恵大統領をクビにする弾劾案が可決される条件は?
弾劾案が通過するには、在籍議員の3分の2、すなわち200人以上が賛成しなければなりません。
野党議員は172人。
仮に、野党議員が全員弾劾案に賛成票を入れても、現在の韓国の与党であるセヌリ党から28人が賛成票を獲得する必要があります。
日本の政治を考えると難しいと思いますが、韓国は事情が違うようです。
セヌリ党の金前代表をはじめとする与党議員は、弾劾案に賛成の意向を示しており、弾劾に賛成票を投じる議員から「確約署名」を集めている本気度です。
金前代表の側近であるキム・ソンテ議員はこの日、 KBSラジオに出演して「弾劾に賛成している議員は、今日までで40人くらいいるのではないか」と話しています。
仮に野党議員で反対票を入れなくても、弾劾案を通過させるには40~50人の与党の賛成票を獲得できれば安全圏と考えられています。
このままいけば、朴槿恵政権は終焉を迎えることになりそうですが・・・
弾劾案の可決の投票は無記名で行われます。
誰がどちらに入れたのかわかりません。
確約署名をしたからと言って、確実に賛成票を投じてくれるのかはわかりません。
ただ、与党の大物議員がすでに弾劾案に賛成を表明しているので、大勢に影響はないと思います。
朴槿恵大統領の支持率は現在たった5%。一方、不支持は89%にも上ります。
若年層では支持率0%と完全崩壊。
セオル号沈没事故での対応の遅さ、今回の崔順実(チェ・スンシル)容疑者との蜜月な関係など、朴槿恵大統領の政治的能力は疑わざるを得ません。
現在、韓国では毎週のように、朴槿恵大統領の辞任を求めるデモが行われています。
「韓国では希望が持てない」と、日本に来て働く若い世代もたくさんいます。
政治家として最後の大仕事、それは潔く早期辞任、それしかないのではと思います。。
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