11月2日のためしてガッテンで腰痛改善について取り上げられます。
腰痛持ちの日本人は1000万人ほど。
つまり、約10人に1人の割合で腰痛患者がいるのです。
かなりの人口ですね・・・
腰痛は年を取ったからなるわけではなく、若くして発症するケースもあります。
腰痛がなぜ起きるのか、そのメカニズムご説明いたします。
その後に、腰痛の治し方もお伝えします。
私はプロパーソナルトレーナーの資格を持っているので、これは得意分野ですから。
腰痛はなぜなるのか?
人が二足歩行をした時点で、腰痛はなるべくしてなっていると考えていただきたいのです。
人の体を横から見ると、このようになっています。
背骨の並びが軽くSの字のようになっているのがわかります。
人間の骨格で、このS字になっているから、衝撃を和らげることができているのです。
その衝撃を吸収するのが、Sの字で曲がっている箇所です。
人体でいうと、背中と腰なのです。
人は一歩歩くたびに、2倍の重力が掛かっています。
地面に、自分の2倍の体重が一瞬掛かるのです。
それだけならいいのですが、ニュートン力学第三の法則、作用反作用によって、その2倍の重力は体に返ってきます。
その時、体に掛かる衝撃を腰と背中で吸収しているのですが、当然腰に負担が掛かります。
力が掛かってしまう、これが腰痛の原因なのです。
何が腰痛の原因なのか?
腰痛の原因は様々です。
体を支える体幹部の筋力が少ない、前後左右で筋肉量が異なるため、強い方に骨が引っ張られている、などフィジカルなことから、無意識のクセも腰痛に関係してきます。
例えば、片足に体重を掛けて立つ、
足を組んで座る
これらはすべて骨格が歪む原因です。
これらは無意識でなされることが多いです。
しかも、決まった足に体重を乗せる、決まった足が上(もしくは、頻度の片側が多い)という傾向が見られます。
さらに言うと、自分の利き足があるだけで、腰痛の原因になります。
片側の足の筋肉が強くなるので、結果的に骨盤がそちらに引っ張られてしまいます。
腰痛を100%予防することは、至難の業だと思います。
どうやって腰痛を治すのか?
方法は色々ありますが、一番簡単なメソッドをご紹介いたします。
まず、立った状態で、前にならえをします。
この状態から、おへそを中心にして、ゆっくりと、上半身を左に回して、下半身を右に回します。
おへそから体が捻じれているようになります。
上半身も下半身も行ける所まで回したら、そこで7秒キープします。
できたら、一度、ニュートラルな体勢に戻して、逆も行います。
これだけです。
これを10往復*3セットを毎日続けてください。
これを、日ごろ全く運動しない主婦に試してもらったら、一ヶ月で腰痛が治ったという嬉しい報告をいただきました。
注意点は頭のてっぺんから地面に軸を作るようなイメージで体をねじることです。
特に下半身がねじるのではなく、片足で立っているような状態になることがあります。
最初は姿鏡を見て、正しくできているかを確認していただきたいと思います。
ちなみに、このエクササイズは腰のくびれを作ることにも大変効果的です。
腰痛は人類永遠の敵です。
今すぐ試して、改善してくださいね!