みかんの1個のカロリーは?1日何個までなら食べてもいい?


冬の果物といえばみかん。
こたつに入って、あのオレンジの実を食べるのは至極のひととき。

先日、税理士さんからもらったみかんが我が家にもあります。
みかんひと箱段ボール買いをする方もおられるほど、日本人はみかんが好きな人が多いですね。
みかんは一つ一つが大きくなくて、すぐに皮をむけるので、いくつでも食べられてしまいます。
でも、一方で気になるのが、みかん1個のカロリーですよね。
美味しさのあまりついつい食べがちになってしまうと、思わぬ脂肪が付いてしまうことも。

みかんも果物。

果糖という糖分を含んでいます。

そこで、この冬のお供である、小さくて美味しいみかんの1個のカロリーについて調べてみました。

みかん1個分のカロリーは?


日本国内に広く出回っているのが温州みかんなので、はっさくやいよかんではなく、温州みかんと考えてください。

みかん1個分のカロリーは中サイズ(皮をむいた実の量が100gで換算)で44~46kcalです。

44~46kcalと言われてもピンと来ませんよね。

次は、他の食べ物と比較した、みかんのカロリーの度合いを調べてみます。

みかん1個と比較するカロリー


以下、100グラム当たりのカロリーを表示しています。

H3忘年会や新年会で飲む機会が多くなる。生ビール。
なんと、驚きの40kcal!!
みかんよりもカロリーが低いのは驚きです。

小腹が空いたら食べたくなるカップラーメン。

448kcal。
みかん10個と同じくらいのカロリーです。

甘いものの王道 ショートケーキ

344kcal。
甘いものは別腹と言ってたら、太る原因になるのもうなずけます。

赤い果物 いちご

34kcal。
みかんよりもカロリーが低いです。

人間の基礎代謝

人は生きている限り、カロリーを消費し続けています。
足や手を動かすのも、心臓が動くのも、呼吸するのも、すべてカロリーを消費しています。
人が何もしなくても勝手に消費されるカロリーを基礎代謝といいます。
基礎代謝は年齢や筋肉量などに左右されますが、一般的な体型の人で表すと、次のようになります。

性別 男性 女性
年齢 基準体重 基準代謝量 基準体重 基準代謝量
(kg) (kcal/日) (kg) (kcal/日)
       
1-2歳 11.9 730 11 660
3-5歳 16.7 920 16 840
6-7歳 23 1020 21.6 910
8-9歳 28 1140 27.2 1040
10-11歳 35.5 1330 35.7 1240
12-14歳 50 1550 45.6 1350
15-17歳 58.3 1570 50 1270
18-29歳 63.5 1520 50 1180
30-49歳 68 1520 52.7 1140
50-69歳 64 1380 53.2 1100
70歳以上 57.2 1230 49.7 1030

基礎代謝量と比して、みかん1個のカロリーは非常に小さいです。

でも、みかんだけを食べて毎日を生活するわけではありません。

一般的な方でしたら、朝、昼、夜の3食を召し上がります。

その分のカロリーも当然プラスされるので・・・
買い物に行って、安いカバンや服を買いまくったら、想像以上の会計になってしまった、それと同じように、みかんのカロリーが低いと思って食べまくったら、太る原因につながります。

では、みかんは1日何個までがよいとされているのでしょう?

それを次に見ていきます。

みかんは1日に何個まで食べてもいい?


厚生労働省によると、1日あたりの果物の推奨摂取量は200g程度とされています。

中くらいの大きさのを2つ食べるくらいで良いみたいです。

これは、みかんのカロリーよりもビタミンCの1日の必要摂取量を考えての算出量です。

実際、もっとたくさん食べても大丈夫な人もいますし、糖尿病患者などは1日1個などと制限されるかもしれません。

他の観点から考えると、みかんを食べすぎると下痢をしたり、腹痛に見舞われることもあるようです。

そうならないように、みかんは1日2個までとした方が良いと言えます。

そういえば、みかんが好きなので、冬場はあるだけ食べてましたが、お腹を下すことも多々ありました・・・

母親に、「みかんの食べ過ぎ」と言われてましたが、書いてて妙に納得してしまいました。。

まとめ

先日、友人が
「朝昼にみかんを食べると日に焼けやすくなるから、みかんを食べたくない」
と言ってました。
テレビか何かで見たようなのですが。

それは、おそらくないと思います。
アロマの精油を学んだ方にはわかりますが。
柑橘類は光毒性といって、日光に当たると、その部分がシミのようになってしまうことがあります。
だから、日が出ている間は柑橘系のオイルを塗るのは避けましょうというとなのです。
オイルを塗った箇所が光毒性の可能性があるのであって、柑橘類を食べたからというわけではありません。

季節ごとに流行る果物が違います。
これはその季節を人間が過ごしやすくするために、自然が育んだ贈り物なのです。
夏はすいか、冬になったらみかん、これにも理由があるのです。

食べすぎはよくないですが、季節ごとの味わいを楽しむのも雅ではないでしょうか。