11月5日、秩父宮ラグビー競技場で日本代表対アルゼンチン代表が行われています。
今、後半10分ですが、6対35でアルゼンチンが大幅にリードしています。
昨年、スポーツ史上最大の番狂わせを演じた日本代表。
ワールドカップで優勝経験のある、南アフリカ代表に勝つという、歴史的快挙を成し遂げました。
今回は南アフリカよりかは格下ながら、日本よりも格上のアルゼンチン代表。
毎回、ワールドカップで決勝トーナメントまで残る強豪国です。
最高はベスト4。
日本がどれだけ世界レベル相手にやれるのかが楽しみです。
ワールドカップとは監督が違う
2015年ワールドカップの時の監督はエディ・ジョーンズ。
当時はサントリーの監督をしていましたが、その時のサントリーがすさまじかったです・・・
2年間で1回負けたかどうかという、リーグ戦では圧倒的な強さを誇っていました。
その手腕を買われて日本代表監督に就任。
ワールドカップ終了後に退任。
今はジェイミー・ジョセフ氏。
元オールブラックス(ニュージーランド代表)の肩書きをもつ、ラグビー選手としては世界トップレベル。
オールブラックスといえば、ハカが有名です↓
見ていて、鳥肌が立つくらいカッコいいです・・・
今回のチャレンジマッチまで日本代表での練習時間が少なく、逆にアルゼンチン代表は1年間同じメンバーで戦っています。
連携プレーの質はアルゼンチンが明らかに上です。
このディスアドバンテージをどのように埋めるのかが見ものです。
注目選手
五郎丸が肩を脱臼して、手術をしたため、フルバックには田村が入っています。
この田村は確実に今後の日本代表を背負っていく逸材です。
武器は何と言っても、キックの正確さ。
前回のスコットランド戦では13回蹴って、はずしたのが1回だけ。
フルバックはフィフティーンの最後尾にいるので、ゲーム全体を見る力が必要です。
そこを世界レベルで学ぶことができれば、日本としては大きな強みになります。
次にウイングの山田章仁。
大学時代から有名でした。
武器は圧倒的な走力。
ディフェンスを一瞬で置き去りにするスピードは、ポスト大畑大介筆頭ではないでしょうか。
同じくウイングの松島幸太朗も抜群の走力を見せいています。
普通の日本人にはないバネがあります。
同年代に藤田慶和という世代No.1がいますが、ジャパンでは松下が圧倒的に使われています。
現在、後半26分で、47対13と大きく負け越しています。
世界との差はだいぶ埋まったと思いますが、世界の強豪国と渡り合い、強豪と呼ばれるにはまだ時間が掛かりそうです。
満開の桜が咲き誇る時がくることを、一人のラグビーファンとして、心待ちにしています。