お正月は初詣やおせち料理、テレビの特番や初売りなどが目白押し。
一年の中でも盛り上がりを見せる期間の一つではないでしょうか?
ところで、お正月って具体的にはいつまでを指すかご存知でしょうか?
三が日までなのか、もっと先までなのか、今回はお正月の期間を暦から考えてみます。
また、それに付随する、しめ縄や年賀状などの正月に関わる行事もいつまでに終わらせるべきなのかを紹介します。
暦では正月はいつまで?
1月1日~1月31日までを正月と言います。
本来、1月は年の初めとして、年神様(歳徳神)をお迎えする時期です。
年神様とは五穀豊穣、家族の幸せをもたらすと考えられていました。
そんな大事なお客様を迎え入れるために、年末には大掃除をして、家の中をキレイにするのです。
年末大掃除は一年の行事のようになっていますが、こういう意味があったのですね!
年賀状はいつまでに出すべき?
年賀状は元旦から1月7日までに出しましょう。
元旦から1月7日までを”松の内”と呼びます。
その期間に出すのがマナーとされています。
年賀状とは、本来、年明けの挨拶を相手のご自宅などにうかがってするべきことを、ハガキにて変えさせてもらうということ。
となれば、あまり遅くに挨拶に来られたら、その人からしたら、少し優先順位が低いと思われますよね。
だから、なるべく早いタイミングで、できれば元旦に届くように出すのが良いでしょう。
でも、年賀状を出すのを忘れていたり、出していない方から届くこともあります。
もし、松の内が過ぎて、年賀状を出すことになれば、寒中見舞いとしましょう。
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最近は年賀状の意義や松の内という期間も薄れてきています。
個人的には1月7日を過ぎても、年賀状として出しても、何も違和感がないと思っています。。
しめ縄・しめ飾りはいつまで?
多少の地域差があるようですが、松の内が終わった1月8日に外すのが良いようです。
1月15日に各地域の神社などでどんど焼き(左義長)が行われるので、そこまで飾ることもあります。
なお、しめ飾りなどの正月飾りはどんど焼きで焚き上げてもらうのが良いと思います。
正月の縁起物ですから、燃えるゴミで処分するのは気が引けますよね。
どんど焼きには、年神様がどんど焼きの煙と共にお帰りになるという意味が込められています。
お正月の行事としても、行事の意味合いとしてもスッキリするかと思います。
また、近くの神社に持って行って、納めるということもありです。
神社は神様が近くにいる聖域ですので、安心して預けることができますよね。
正月はたくさんの行事やイベントが行われます。
各地域でも独自の催しが開かれます。
一年の初めとして、素晴らしいお正月をお過ごしください。