厚生労働省の調査によると、平成20年時点でうつ病患者は全国に101万人もいます。
私も平成24年にうつ病になり、現在も薬を飲み続けています。
うつ病になったからこそわかるのですが・・・
うつ病は本当に苦しい病気です。
だからこそ、うつ病で苦しむ人を減らしたいと思うのです。
ご自身でちょっとおかしいと思うことがあるならば、無料のうつ病チェック診断テストがあるので、今すぐ試してみてください。
無料のうつ病チェック診断テスト
これらのサイトは無料でうつ病の診断テストができます。
http://utsucheck.cocooru.com/
http://atmentalhealth.jp/utsu/
http://utsu.ne.jp/self_check/
https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000187893.html
セルフチェックができます。
ここでの診断結果を鵜呑みにする必要はありませんが、良くない結果なら見過ごすわけにはいきません。
今すぐ、心療内科に行って、診断してもらってください。
これがうつ病の前兆(経験談)
今だから思う、うつ病の前兆を経験談からお話したいと思います。
医学的根拠はありませんが、確かに自覚症状がありました。
これらの症状が出てから、一気に精神が崩壊していくのを感じましたから。
うつ病のチェック診断テストの結果にかかわらず、ご覧いただけると幸いです。
まず、心の中で小さなSOSが発せられました。
これが何なのか、その時は全然わかりませんでした。
ちょうど、職場で異動して間もない頃だったので、仕事が慣れたら大丈夫だろうと気軽に考えていました。
でも、何かおかしいぞと感じるものはありました。
次に感じたのが、無気力感です。
当時、器械体操がとても好きで、毎週末は片道2時間掛けて練習に行ってました。
すごく楽しくて、練習が楽しみで仕方ありませんでした。
でも、突然、器械体操の練習をまったくしたいと思わなくなりました。
「なぜこんなにやる気がでないのだろう?」と自分でも不思議でなりませんでした。
その後、小さなSOSがドンドン大きくなっていくのを感じました。
このままではヤバいとすごく思ったのを覚えています。
当時の仕事はとても激務で、休みもなく、終電近くまで残り、上司に罵倒される毎日。
それでも、なぜか疲れはまったく感じませんでした。
でも、それが自分の感情や精神がおかしくなっているからだ、悪いサインだとすぐにわかりました。
そこから、一気に精神が崩れていくのをリアルに感じました。
「自分はなんてバカなんだ」「自分は何で仕事ができないんだ。」
そんなことばかりを思うようになっていたのです。
そこからは、「目の前のカッターで自分を切りたい」「電車に飛び込んだら楽になるのかな」「カッターシャツで首を吊れるかな」などしか考えられなくなりました。
精神が崩れると、とことんまで崩壊すると自分でわかります。
そうなる前に、うつ病のチェック診断テストがどうであれ、あなた自身で手を打つ必要があります。
ヤバいと思ったら、こうしてください!
おそらく、原因はあなた自身でよくわかっていると思います。
そこからすぐにすべてを捨てて、全力で逃げてください。
私の場合は仕事です。
当時、恐ろしいほどの業務量と上司からの罵声がありました。
当然、休むなんて全く考えることができませんでした。
でも、私は他の人に迷惑が掛かることを承知で休む覚悟をしました。
この判断を下せたから、今生きていられます。
あなたが仕事が原因なら、今すぐ仕事を休んでください。
人間関係なら、その人たちとの縁を切ってください。
逃げるのです。
原因となる要素がない、今とは違う環境にするのです。
休んだら、会社をクビになるとしても、休んでください。
我慢してはいけません。
私はうつ病になっても、かろうじて生きることができました。
でも、大学の後輩、友達の同僚はみずから命を絶ちました・・・
そうなってしまうと、何もかもが終わってしまいます。
仕事がなくなったら生活保護を受けたら、生きていくことができます。
人に迷惑を掛けたと思うなら、治ったらその人に倍にして返してあげてください。
あなたの命より大事なものはありません。
チェック診断テストも大事ですが、あなたの感覚がうつ病の早期発見につながります。
逃げる勇気、とても大事だと私は思います。