スリや窃盗の被害はとどまることをしりません。
スリにあったとわかっている件数は、5,000件弱(平成27年)。
財布やスマホなどをすられるのが今まで被害が多かったのですが、近年になって変わってきました。
それが”電子マネーのスリ”が増えてきているのです。
電子マネーのスリとはどのような手口なのでしょうか?
調べてみました。
どうやって、電子マネーを盗む?
suicaなどのICカードにチャージしてる方は多いと思います。
チャージされている電子マネーはカードに記憶されているので、その情報を盗むのです。
方法は、スキミングをする小さい機械をICカードに近づけるだけ。
たったそれだけで、簡単に電子マネーを盗まれてしまいます・・・
最近の機械では、ICカードと15センチの距離があっても、データを盗むことができると言われています。
被害額はどれくらい?
スリの犯人はとても狡猾。
一回で多額の電子マネーをすることはしません。
電車代くらいだと言われています。
気付かぬ時に、電子マネーが1万円も2万円も減っていたら、被害に気付きます。
でも、電車代くらいでしたら、すられた被害者がすられたと気付かないのです。
本当に悪質ですね・・・
どういう人が狙われやすいのか?
まず、狙われる場所があります。
その筆頭が満員電車。
身動きが取れないので、危険きわまりないです。
満員電車でなくても、電車の中でリュックサックをしている場合、知らぬ間にスキミングをされている・・・ということもあるようです。
他にも、歩きスマホも狙われます。
歩きスマホは当たり屋にも狙われます。
これは、あらかじめ画面が割れているなどの壊れているスマホを持っておき、歩きスマホをしている人にわざとぶつかります。
そのタイミングで壊れているスマホを地面に落として、当たった人に、スマホが壊れたと迫るのです。
本当に許せないですが、歩きスマホをしている場合、注意力が散漫になっています。
だから、ぶつかったから壊れたと言われても、本当にそうなのか、わからないことが多いです。
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歩きスマホ中、目から入る情報量は酔っ払いと同じくらいしか見えていません。
全然ですね^^;
危険しかありませんから、歩きスマホは絶対に止めましょうね。
電子マネーのスリを防ぐ方法はあるのか?
今のところ、効果的な防止方法はないようです。
スキミングの機械の仕組みがよくわからないのですが、おそらく電波のようなものを出していて、それがICカードの情報を抜き取るのだと思います。
自動改札でしたら、ICカードが二枚重なっていたら、読み取れません。
でも、スキミングの機械はそれでも防ぐことができないようです。
難しいですが、近くに不審な人が立っていたら、怪しいと思って、そっと距離を取るくらいしかありません。
自分のICカードを守ってくれるアクセサリーが作られることを切に願っています。