万国博覧会の2025年の開催を目指している大阪府が仰天構想を発表。
大阪府の松井知事が「大阪で万博を開催することになれば、24時間営業を検討する」と、21日発言。
これが実現すれば、史上初。
歴史に名を刻む大きな試みとなります。
ちなみに、大阪では1970年、吹田市で万博が行われています。
「芸術は爆発だ!」で有名な岡本太郎の太陽の塔、
月の石が目玉とされていました。
ちなみに、月の石を見るために、4時間以上の大行列ができていました。。
当時の様子がこちら↓
ちなみに、岡本太郎の代表作は他にもあり、あの近鉄バファローズのロゴを作ったのです!
2025年の大阪万博はどこで行われる?
大阪の湾岸地域に舞洲と呼ばれる地域があります。
そこで行う予定です。
舞洲で有名なのはごみ処理場。
ど派手な外観は、初めて見たら、何の建物なのかわかりません。。
舞洲はセレッソ大阪、バスケットチーム・大阪エベッサ、オリックスバファローズが本拠地を置く、一大スポーツ地。
ということは、さぞ盛り上がっているのかと思いきや・・・
全然行くことがありません。。。
理由は、かなり不便・・・
舞洲と呼ばれる地区は、イベントがよく行われていますが、いざ行こうとなると、最寄り駅からバスというのがほとんどです。
しかも、バスが全然来ません。。。
場所によっては30分に1本とかです。
私は大阪に住んでいるので、舞洲でのイベント情報が簡単に手に入ります。
でも、このような理由から、実際に行くことはほとんどありません。
このような土地でなぜ万博を行おうとしているのか?
理由は簡単。
土地が余っているからです。
私が小学生の時は47都道府県で大阪が一番面積が狭かったです。
でも、今は香川県が一番狭いです。
なぜ、このようになったのでしょうか?
大阪は湾岸を埋め立てたのです。
その結果、大阪府の面積が広がりました。
でも、舞洲の現状は散々たるもので・・・
こんな場所がたくさんあります・・・
先行開発地のようですが、大阪は基本的に電車社会です。
特に舞洲も属している大阪市内は電車と徒歩で、だいたいどこでも行けます。
それなのに、全然来ないバスが前提、さらに南海トラフ地震で津波が来ると言われている地区です。
開発が進まないのも納得できます。。。
だから、ここでするしかないのが本音ではないでしょうか・・・
24時間営業はできるの?
仮に、舞洲で万博が開催されるとして、24時間営業は可能なのでしょうか?
私は「可能だとは思うけど、しないで欲しい。」
というのが本音です。
まず、先ほども言ったとおり、舞洲は不便です。
そこへ行くために交通機関を利用しますが、電車、バスも24時間体制にならざるを得ません。
大阪の電車がすべて大阪府営ならまだしも、大阪は私鉄王国。
そう簡単に線路を延ばしたり、運転時間を長くすることはできません。
(大阪市営地下鉄も大阪メトロと、民間に払い下げられました)
また、大阪はお金がありません。
橋本徹が大阪府知事に就任した時、職員に対して、
「大阪府は倒産寸前の会社」
と言ったくらい、瀕死の状態です。
だから、そもそも、そこまで余裕があるとは思えません。
他にお金を使うべきことがあるのでは、そう思わずにはいられません。
大阪府知事 松井一郎はフィクサー?
大阪府の松井知事。
大阪府民の目線では、橋本徹の腰ぎんちゃくとしか思っていない人がたくさんいます。
目立とうとしているけど、全然目立たない。
そんなイメージです。
大阪都構想も、橋下徹大阪市長(当時)が前面に押し出して、松井知事はそれにくっついているだけ。
そのように私には見えていました。
でも、実はそうではないようで・・・
大阪都構想は実は松井知事の発案で、話を進めやすくするために、橋下徹をわざと前に出して、メディアに出させて、府民を納得させようとしていたとか。
そう、大阪都構想に関していえば、彼は黒幕だったというウワサが・・・
もしそうであれば、松井知事って、相当なやり手政治家だと思います。。。