グリーンシップという会社をご存知でしょうか?
ネットを見てみると、あまりよろしくないように書かれていますが・・・
「電話が掛かってきた。」「怪しい」
など、ネガティブな書かれ方をよく見ます。
グリーンシップとは本当に怪しい会社なのでしょうか?
調べてみました。
目次
株式会社グリーンシップのプロフィール
グリーンシップの会社概要は次のようになっています。
社名
株式会社グリーン・シップ(Green Ship Co., Ltd.)代表取締役社長
田中 明子所在地
〒101-0051
東京都千代田区神田神保町2-11-15 住友商事神保町ビル2階電話番号
TEL:03-6869-7040/FAX:03-6869-7041
googleで調べたら、会社の入り口と思われる画像を見つけることができますので、ペーパーカンパニーではないと言えそうです。
仕事内容は?
内閣支持率調査や政党、行政などから依頼された調査を請け負っているようです。
これは実際に、奈良市が公式twitterでつぶやいた内容です。
奈良市内において防災に関する電話調査を実施します。
電話を受けられた場合は、是非とも調査にご協力ください。
日時:平成30年2月6日~8日(予定)
調査方法:業者による電話調査(自動音声)
発信者番号:0120-558-649
調査会社:株式会社グリーン・シップhttps://t.co/pfaWazxsiz— 奈良市 危機管理課 (@naracity_bosai) February 5, 2019
他にも、自主的な調査を行って、その結果を公表しています。
グリーン・シップが電力自由化に向け一般世帯にアンケート調査: グリーン・シップは11月10日、平成28年4月に全面自由化される電力小売の主戦場である東京と大阪居住の一般世帯に対し、11月… https://t.co/2AFqIU4BJF #電力自由化
— まなとかなのパパ (@marin9249) November 11, 2015
調査方法は?
株式会社グリーン・シップの組織の一部と思われる、GS調査センターから、無作為に電話が掛かってきます。
調査日や発信される電話番号については、株式会社グリーン・シップのHPに掲載されます。
電話に出ると、ガイダンスが流れてきて、それに沿って答えたら、終了という簡単な内容です。
ロボットコールセンターというサービスを稼働させて、自動的にガイダンスを流しているようです。
電話番号は0120-552-513や0120-552-938などで掛かってくる
調査に使われる電話番号は
0120-552-513
0120-552-938
などのフリーダイヤルで掛けてくることが多いです。
株式会社グリーン・シップは怪しい会社なのか?
ネットにはネガティブなコメントが多数あります。
でも、総務省の届出電気通信事業者一覧を見たら、A-27-14488の番号で、株式会社グリーン・シップが確かに掲載されています。
無許可で行っているわけではない、真っ当なクリーンな会社なのです。
更に、GS調査センターという名称は2017/02/17に商標登録されています(特許庁のサイトで確認できます)。
グリーン・シップの事業の根幹をなす、ロボットコールセンターも2017/06/23に商標登録されています。
また、インスタグラムでも情報を発信していて、これを見る限り、怪しいと思う箇所はないです。。
まとめ
株式会社グリーン・シップがクリーンな会社であることは間違いないと思われます。
でも、怪しいと誤解を受ける理由が、『なぜ、自分の電話番号を知らないのに、掛かってくるのか?』『人ではなく、自動音声がいきなり流れる』だと思われます。
ロボットコールセンターはこれまでオペレーターなど、人の力を使って電話していたのを、自動で行ってくれるサービスです。
なので、自動音声が流れるのは、そういう仕組みだからです(それを聞いた側がどう感じるかは別の問題ですが・・・)
また、電話番号は数字の羅列なので、「電話番号としてなさそうな番号を除外して、あり得そうな番号に一斉に掛ける』ということができるかもしれません。
例えば、最初の4ケタが0000は電話番号としてないので、3547から始まる番号を一斉に掛ける、ということも可能かもしれません(あくまで推測ですが)。
もちろん、電話を受けた側からしたら、知らない電話番号から掛かってくるので、「どのようにして電話番号が漏れたのか?」と猜疑心を抱くことになるかもしれません。
それに関しては、情報がないので、株式会社グリーン・シップに明確に説明していただきたいと感じています。
今後掛けて欲しくないと思ったら、ここから電話番号を登録すれば、以後掛かってくることはありません、という旨が書かれています。
調査に協力するかは個人の自由なので、強制はできません。
ただ、株式会社グリーン・シップが決して怪しい会社ではないということは言えそうです。