関西の大御所の芸人、島木ジョージさんが2016年12月16日、脳溢血(読み方は「のういっけつ」と言います。)で72歳の人生に幕を下ろしました。
パチパチパンチやポコポコヘッドなど、吉本新喜劇には欠かせないギャグを披露してくれていました。
ご冥福をお祈りいたします。
また、落語家の林家かん平師匠も平成2年に脳溢血で倒れました。
この方が林家かん平師匠です。
ところで、島木ジョージさんが亡くなった脳溢血とはどのような症状でしょうか?
あなたを脳溢血から身を守るヒントが書かれています。
脳溢血とはどのような症状?
脳に関する代表的な症状が脳卒中だと思います。
脳卒中は、脳の血管が突然何らかの原因で詰まったり、破裂したりして、脳が正常に働かなくなったり、重大なダメージを及ぼすことです。
脳溢血は脳の血管が破れて、脳内に出血が及んでしまうことです。
くも膜下出血は脳溢血に入ります。
脳溢血を起こしやすい体質は遺伝するのかは、難しいところですが・・・
身内に脳溢血で亡くなった方がいると、そうでない人に比べて、2倍近く発症しやすいというデータがあります。
脳溢血の原因は高血圧がメインと言われています。
高血圧は食生活や運動不足で起こると言われています。
だから、食生活や生活環境が大きく影響してくるので、遺伝すると言い切りにくいのも事実です。
なお、脳梗塞は脳の血管がふさがってしまうことを指します。
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脳溢血の前兆は?
脳梗塞も脳溢血も脳卒中も前兆はあります。
ただ、自覚症状がないケースもあります。
また、自覚症状が出ていても、それが日常生活で何度も経験してきたことも含まれるので、判断が難しいかと思います。
これが、脳卒中や脳梗塞や脳溢血の前兆です。
■ろれつがまわらない
■相手が話していることが理解できない
■言葉が出ない
■計算ができない
■片半身がしびれたり、感覚が鈍くなる
■顔半分がしびれるたり、引きつる
■めまい
■力が入らない
■片目が見えにくい、もしくは、片側が見えにくい
■物が二重に見える
■激しい肩こり
■激しい頭痛
特にろれつが回らない、体の上下左右のどちらか半分に異常が出ている時は要注意です。
普段、あまり感じない症状なので、これらが出たら、特にすぐに病院に行ってください。
なお、激しい頭痛とは、のた打ち回るくらいの人もいれば、いつもより痛いという程度の人もいます。
判断が難しいですが、いつもと違う痛みならお医者さんに行くことをオススメします。
また、脳梗塞や脳溢血を発症していることに気づかず、いびきをかいて寝ている場合はかなりの重症です。
すぐに救急車を呼んでください。
脳梗塞や脳溢血は後遺症が残るの?
100%とは言い切れませんが、残る可能性は高いです。
治療方法も様々で、頭を開く手術をしなければならない人もいれば、投薬治療で終わる人もいるようです。
脳のどこがどの程度やられて、手術でどれくらい回復したのか、本人の生命力がどれくらいかなど、たくさんの要素が絡み合って、治療期間や後遺症が残るかが決まります。
でも、脳溢血の後遺症のリハビリをすれば、しびれや言語障害や記憶障害なども改善される余地はあります。
最近の研究では、脳と下半身の筋肉には大きな関連があることがわかってきています。
痴呆症も、足の筋肉を鍛えることで改善されたという例も報告されています。
医学は日々進歩しています。
今はダメでも、来年になれば、後遺症を治す方法が見つかるかもしれません。
また、人間の自己治癒力は信じられない奇跡を生むことがあります。
「後遺症が残るのかは自分次第」それくらい強い気持ちを持ってリハビリをすれば、医者も驚く回復を見せることができるかもしれません。
つらいとは思いますが、あきらめない、絶対治すと信じていただきたいです。
脳溢血や脳梗塞の予防方法は?
過度のカロリーや脂質の摂取を控えることと運動です。
高血圧が主な原因になると先ほど書きました。
その予防が脳溢血などの予防に直結します。
運動もしかりです。
運動は少し歩くだけでも効果があります。
いつもエレベーターを使っているけど、階段で上り下りをする、家まで少し遠回りをして帰るなどから始めてください。
医者に警告を受けていない限りはゆっくり始めて、長く続けてください。
長く健康に生きるために、日ごろの自己管理がとても大事なのです。
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