ママ友という人間関係は思っている以上に複雑なようです。
簡単に縁を切ればいいということにはならないようで・・・
みんなに対して好意を持つことができれば、問題ありません。
でも、嫌いな人もいて当然です。
では、そういう嫌いな人とどう接したらいいのでしょうか?
実は、簡単な心理テクニックを使うだけで、120%嫌いであっても、ゼロにできるのです。
好きになれないけど、付き合っていかなければならないママ友がいる修羅場にあなたがいるなら、是非とも使ってみてください!
嫌いな人を好きになる誰も知らない心理テクニック
嫌いな相手とふたりで並んだり、抱き合ったり、仲良くランチをしている場面を想像するだけです。
実際に抱き合ったり、ランチをする必要はありません。
想像するだけです。
騙されたと思って、試してみてください。
不思議なことに、相手に抱いていた嫌悪感がす~っと消えていくのがわかります。
なぜ、これだけで嫌悪感が消えるのか?
シカゴ大学マーケティング部准教授のアルパナ・ラブルーがこんな実験をしました。
大学生に、バッタ入りのレッドカレーの缶詰を使って、想像するだけでその缶詰に対してどれだけ印象が変わるのかを調査しました。
これが、実験結果です。
評価を数字で表すと? | いくらなら払う? | |
頭の中で自分に引き寄せてイメージする | 2.28 | 1.49 |
頭の中で自分から遠ざけてイメージする | 1.41 | 0.33 |
ただ観察する | 1.31 |
0.19 |
なんと、バッタ入りカレーを頭の中で持っていることを想像するだけで、嫌悪感が一気に下がっていることがわかります。
何もしていないことと比べて、2倍近くの評価を得ることができています。
バッタ入りカレーとは、タイ東北部でよく食されているカレーです。
そういう文化や食習慣がないシカゴ大学の学生にとっては極めてグロテスクな食品です。
にもかかわらず、頭の中でイメージするだけで印象が良くなるのです。
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脳は現実と空想を理解できないところがあります。
だから、空想で物理的に距離感を縮めておけば、好ましい感情が芽生えて、嫌悪感をなくすことができるのです。
物理的距離=心理的距離
これは心理学では常識とされています。
人は合うか合わないかですから、あなたに嫌いなママ友がいても不思議ではありません。
もちろん、こうした苦手意識は持たないに越したことはありません。
苦手意識は必ず相手に伝わります。
その結果、余計に嫌い度が増してしまうことも考えられます。
人を嫌っても、その精神的ストレスを受けるのはあなた自身です。
ならば、そのような嫌いな感情を消し去るほうが賢明だということがわかりますよね。
だからこそ、このテクニックを使って、ストレスを減らすようにしていただきたいと思います。
なお、人間関係に悩んでいるなら、こちらもご覧ください。