10月28日、appleの新製品発表イベントで、CEOのティム・クックが新型のMacBook Proを発表しました(米カリフォルニア州クパチーノにて)。
故スティーブ・ジョブズがappleに返り咲くまでは、瀕死の状態だったappleが、今や世界的一流企業。
iphoneは世界中で爆発的ヒットしています。
新型が出る度に、店の前にはすごい行列ができ、ニュースになるほど。
そのappleのパソコンの主力ラインがMac bookです。
どのような仕様になっているのか、まずはそこからご紹介します。
新型のMacBook Proのスペックは?
主な変更点は、キーボードのファンクションキーが並んでいる箇所にタッチバーを置いています。
タッチバーはいわゆるショートカットキーのようなイメージですね!
ここにどのような機能が並ぶかといいますと、
指紋認証「Touch ID」によって端末のロック解除が行えるほか、
Webブラウザの進む/戻る、
音量や明るさ調整、
絵文字や予測入力
などです。
で、この機能ですが、ネットユーザーには不評のようです・・・
メール機能や指紋認証などのボタンが別途搭載されたパソコンは以前からありました。
でも、ほとんど使われていないのが現状です。
さらに、windowsユーザーが新たにmacに乗り換えようとしたら、ただでさえ仕様が違うのに、ファンクションキーがなければ、さらに混乱します。
新たな顧客を取り込もうと思うことは経営戦略として正しいですが、方向性が違うようにも思います。。
スティーブ・ジョブズがいた時のappleは革新的な商品を出していました。
それぞれがインパクトが強く、クオリティが高いので、全世界で爆発的なヒットとなっていました。
それと比べると、どうもマイナーチェンジをしているだけの、小手先のテクニックに頼っているだけのような気がします。
それを裏付けるかのように、Appleの2016年7〜9月期の決算は、主力のiPhoneの販売台数が5%減で、総売上高は9%減、純利益は19%減の減収減益でした。
appleが飽きられてきている証拠です。
天国のスティーブ・ジョブズが今のappleを見たら、どう思うでしょうか・・・
パソコンの筐体はアルミ製。
これは以前と変わりません。
色はシルバーとスペースグレイです。
大きさは2種類あります。13インチモデルは厚さ14.9ミリ、重さは約1.3キロ。
15インチモデルは厚さ15.5ミリ、重さは約1.8キロ。
持ち運ぶには苦にならない重量だと思います。
価格は?
13インチモデルで148,800円からです。
正直高いと感じました。
今、安いパソコンはノート型で30000円ほどで買えます。
以前は価格が高くてもapple商品はおしゃれですし、持っているだけで流行に乗れるなど、トレンドにおいて優位性がありました。
むしろ、高いからこそ、ブランドとしての地位があったと言えるほど、商品の総合的なクオリティが高かったです。
それが今は、”ただ高いだけ”と感じるようになりつつあります。
値段が高いから商品が売れないのではありません。
値段と商品の魅力や価値と比べて、高いと消費者に感じられているから売れないのです。
今、mac book proはそのようになりつつあります。
とはいえ、お洒落ですし、スティーブ・ジョブズに夢を見させてもらった、appleフリークとしては、appleに期待したくなるのも本音です。
今後、appleがどうなるのか、私はとても気になります。