2020年3月8日、ペイパルから1通のメールが届きました。
それが、全く利用した記憶のない請求のお知らせ・・・
翌日、ペイパルに電話して、全額返金、支払わなくてよい、となりました。
今回、私が被害を受けた、ペイパルの不正利用の実態と、その場合の返金方法についてお伝えします。
目次
不正利用が発覚したら、すぐにペイパルに電話かメールで連絡
ペイパルからのメールや、ログインして、身に覚えのない請求があれば、すぐにペイパルに電話かメールをして、説明してください。
ログインして、ページの下部に、問い合わせする項目があるので、それをクリック。
メールか電話で問い合わせをすることができます。
電話をして、すぐに返金!支払わなくてよいことになりました
電話をすると、ペイパルのスタッフの方が応対してくれました。
すごく丁寧に対応してくれるので、こちらも話しやすいです。
で、不正な請求があった分をお伝えしたら、「調査後、返事します」という回答をいただいたので、待つことに。
その電話から、2~3時間後、ペイパルからメールがあり、
『件名 ケースの最新情報
メールの内容
ケースを調査し、お客さまから報告された支払いが未承認であると判断しました。
取引の詳細
取引日: 2020年3月8日
支払額はお客さまのPayPalアカウントに返金されます。』
と書かれていました。
ペイパルのアカウントから確認すると、
”理由 買い手のなりすましによる未承認の支払い”
と書かれていて、一件落着です。
身に覚えがない請求が来た・・・
解決したからいいのですが、不正利用され、身に覚えのない請求が来たらとても焦ります・・・
そこで、今回、どのような流れでわかり、対応したかをご説明します。
ペイパルから1通のメール
ペイパルから、『VIN-Info Sp. z o.o.への£13.70 GBPのお支払いが完了しました』というメールが来ました。
マーチャント
VIN-Info Sp. z o.o.
info@vin-info.com
利用内容は、REPORT FOR VIN WVWZZZ16ZEM013161 | PA-1397831-03-20
請求額が£13.70 GBP
となっていました。
VIN-Info Sp. z o.o.を調べてみた
でも、私はVIN-Info Sp. z o.o.という会社に何かをお願いしたことも、注文したこともありません。
このVIN-Info Sp. z o.o.は実在していて、ポーランドが本社の会社です。
googleで検索してみたら、ヒットして、車がクラッシュしたような画像が出てきました。。
私は車持ってないのですが・・・
この時点で全く意味がわかりません・・・
ペイパルに電話したら、『海外からのログイン履歴があります』と言われました・・・
全く身に覚えがないので、ペイパルに連絡して、その旨を伝えました。
すると、衝撃の発言・・・
『海外からのログイン履歴がありますが、今お使いのパソコン以外でログインされましたか?』
なんと、私のアカウントが不正にアクセスされていたのです!!!!
勿論、そんなことはないので、はっきりと「今使っているパソコンか、スマホ以外からはアクセスしません。」と答えました。
その後、この件について調査して、不正利用とわかれば、返金します、と言われました。
Facebookのアドレスとパスワードは同じですか?
次に聞かれたのが、『フェイスブックのアドレスとパスワードは同じですか?』です。
Facebookのアカウントとパスワードと、ペイパルのアカウントとパスワードがどのように関連があるのか不明ですが、フェイスブックのアドレスがそもそも違うので、それを伝えました。
パスワードの変更
最後に言われたのが、「パスワードを変更してもらうことになるかもしれませんが、よろしいでしょうか?」という質問。
この問い合わせ前にパスワードを変更していましたが、この質問を受けて、もちろん大丈夫ですと答えました。
ここで、ペイパル側が調査してくれると言ってくれたので、電話を切ることに。
確認メールが届く
すぐに、ペイパルから以下のメールが届きました。
『この不審なアカウント取引をご報告いただき、ありがとうございます。お客さまのアカウントのセキュリティは、常にPayPalの最優先事項です。できるだけ早急にお客さまのケースを調査し、10営業日以内にご連絡いたします。
取引の詳細
取引ID: 0RC63805HJ629105C
取引日: 2020年3月8日
取引金額: £13.70 GBP
受取人のメールアドレス: info@vin-info.com』
パスワード変更に関するメールが届く
ここから更に、以下のパスワード変更に関するメールが届きました。
『お客さまのアカウントの安全は、PayPalの最優先事項です。お客さまのアカウント保護のため、アカウントの機能に一時的に制限をかけさせていただいております。お客さまのアカウントを保護するため、ご対応をお願いいたします。
ご連絡内容
お客さまのPayPalアカウントで通常とは異なるアクセスが確認されました。弊社では、このログインが未承認のアカウントアクセスではないことを確認する必要があります。
次のステップ
PayPalアカウントにログインし、表示された手順に従って本人確認と最近のアカウント取引の確認を行ってください。お客さまのPayPalアカウントを保護するため、必要なお手続きが完了するまで引き続きアカウントを制限させていただきます。
よろしくお願いいたします。
PayPal』
ペイパルアカウントにログインして、パスワードを変更して、更に待つことに。
ペイパルから調査結果が返ってきた
2~3時間後、ペイパルから、”理由 買い手のなりすましによる未承認の支払い”という理由で、支払いをする必要がないことを確認できました。
まとめ
身に覚えがない請求があれば、まずは支払い会社(今回はペイパルでしたが、クレジット会社なども該当します)に連絡して、返金してもらう手続きを進めてください。
正直、かなり焦ると思いますが、まずはあなたが不要なお金を払わなくてもいいようにするのが第一。
落ち着いて行動してくださいね(>_<)