あなたはアイスブレイクという言葉をご存知と思いますが。
でも、念のためアイスブレイクとは何かをご説明させていただきます。
お見合いパーティーや異性を紹介された時の初対面の場などでよく起こりますが・・・
お互いが緊張して、会話ができず、気まずい雰囲気を経験したことがあるかもしれません。
そのような氷のように凍てついている場を打開することがアイスブレイク(ice=氷、break=壊す)です。
そこで、一気にアイスブレイクをする方法をお伝えします。
ここでは、大人数を想定しています。
でも、少人数でも何ら変わりませんので。
大人数でのアイスブレイク法
自ら自己紹介
お見合いパーティーや合コンなど、大人数の中で、会話がない場合。
まさにアイスの状態です。
その時は、自分から自己紹介をしましょう。
最初が肝心です。
人は誰かが話すきっかけを待っています。
人は傷付きたくないという本能があります。
「自分から話を振って、場が盛り上がらなかったら嫌だ」
このような心理状態です。
だから、自分から話を振ればいいのです。
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目線が大事
自己紹介をしている時の目線は一人ひとりを見ながらです。
相手が5人いたら、順番に相手と目を合わせながら話しましょう。
下を向いたり、仲間内で盛り上がるような話し方は避けてください。
特に恥ずかしいという心理から、自己紹介では、一緒に参加した友達しかわからないネタを話し、そこだけで盛り上がる人もいます。
あなたはもちろんそういう人ではありません。
でも、そんな人を見たことがありませんか?
その場合、合コンでしたら、仲間内だけでしか盛り上がらない、ただの相席になってしまうこともあります。
アイスブレイクの目的は、相手との緊張をほぐし、場を和ませることです。
仲間内で緊張をほぐすことではありません。
その場にいる人は全員仲間です。
だから、全員で盛り上がった方がいいですよね!
2秒で好感度がアップする自己紹介ネタはこれ
あなたに隠しておきたい弱みがあったとします。
例えば、コネだけで入社した、カツラをかぶっている、などといった恥ずかしくて隠しておきたいと思っている弱みです。
実はこうした弱みは簡単に強みに変えることができます。
弱みだと思っていたことを率先して告白することで相手からの印象を良くしてしまうのです。
弱みがあなたの印象を10倍アップしてくれます。
だから、自己紹介では、あなたの失敗談や、隠しておきたい事実を語ってください。
アメリカデューク大学のエドワード・ジョーンズ博士がこのような実験をしました。
ある男性が自分の人生について語ったテープを作成しました。
男性の話はいくつものエピソードで構成されています。
そこでテープを編集する際に、学生時代にカンニングをして退学になった話を
最初に持ってくる
最後に出してくる
この2種類を作成しました。
そしてテープを聞いた人たちの男性に対する印象を調べることに。
結果は失敗談が最初に語られていた場合のほうが好印象を与えていました。
あなたが考える弱みや失敗はみずから開示することで、「その事実」よりも正直なあなたの「人柄」に焦点が移ります。
その結果、好印象を与えるのです。
印象が良い人とは話してみたくなるのが人というもの。
そこから、一気にアイスブレイクできます。
「誰か、この緊張感いっぱい、会話ゼロの場を変えて!」
そう心の中で願うこともあります。
でも、ここであなたからその場を変えることができたら、今後のあなたの人生も変わると思いませんか?
失敗しても全然問題ありません。
ご自身で場の空気を変えようとした経験をしたのですから。
少なくても、人任せにして、「あの人自己紹介でスベッた。」とか、心の中で悪態を付くだけの人とはレベルが格段に違います。
この経験は必ず次に生かされます。
自己紹介でスベったら、次回に失敗談として話せば、あなたの人柄は更に急上昇します。
「アイスブレイクするかは、私が握っている。」そう思えるようになれば、面白いように人間関係が変わっていきますね!
なお、初対面がどうしても苦手、特に話が苦手と思うなら、こちらをご覧ください。
初対面の人との会話が苦手でも大丈夫!話術以外で好かれる心理テク
しゃべり以外で好印象を持ってもらう方法が書かれています。