小学生なら一度は書いたことがある作文。
学校の行事があるたびに書いた記憶があります。
小学生のお子様がおられる親御さんからしたら、わが子の作文の出来ばえが気になると思います。
そこで、プロのライターが作文の書き方を教えてくれます。
1.自分の気持ちを盛り込む
小学生はとても感情が豊かです。
遠足や社会見学での経験は本当は一言では言い表せません。
でも、言葉を知らないがために、表現できないだけなのです。
まずは、どういう感情を持ったかを素直に書いてください。
「楽しかった」「嬉しかった」「ドキドキした」などです。
そのストレートな感情が作文の内容を豊かにしてくれます。
2.その感情を持った理由を説明する
感情が湧き出るには、理由があります。
その理由を書きましょう。
「楽しかった」のであれば、何が楽しかったのかを説明してもらってください。
修学旅行のバスの中で、友達とおしゃべりをしたことが楽しかったのか、社会見学で面白い工場に連れて行ってくれたのか、それを掘り起こしてみて下さい。
3.時系列に並べる
物事が起きた順に書くと、先生が読みやすいですよね。
さらに、何時に集合して、何時にどこに着いて、何時に帰ったと書けば、書く分量も増えます。
小学生の作文で多いのが、「文字数が少ない」ことです。
多ければいいというわけではありませんが、少ないよりも印象が良いと思われます。
字を書くことは脳の発達にも良いですから、なるべく長い作文を書くようにしましょう。
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4.特に印象に残ったことをたくさん書く
修学旅行でも遠足でも、最初から最後までずっと楽しいとは限りません。
特に印象的な場面があるはずです。
そこに力を入れて書いてみましょう。
人は自分が楽しいと思ったことを、誰かに話したいと思うのが性です。
ならば、その話したいと思うことをたくさん、深く書いてもらいましょう。
そうすることによって、子供の中により印象深く残ります。
楽しい思い出はずっと覚えておいてもらいたいですよね。
5.希望を書く
次も同じ行事があったとしたら、どうなりたいかを書くと良いです。
例えば、運動会のかけっこで一番になったことを書いたとします。
ならば、「来年も一番になりたいです。」と入れましょう。
失敗したことを書いたら、「次は絶対に成功したいです。」と書けばいいです。
子供がどうなりたいかを自ら書くのは、自立につながります。
ぜひとも入れてくださいね!
以上、5点を紹介させていただきました。
小学生は大人の感性とは全然違う、素晴らしく豊かな才能溢れる子供ばかりです。
その才能を伸ばせるような作文の書き方を提唱しました。
もし、作文の書き方に悩んでいるなら、これらのポイントをそっと教えてあげてくださいね!
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